尊敬する先輩:GMO ペイメントゲートウェイの村松さん
GMOペイメントゲートウェイの本日(2020年5月25日)の時価総額は9,168億円。その取締役副社長の村松さんの記事。
村松さんは私がジャフコに新卒で入社した時の同じ海外チームの先輩で、もう20年以上の付き合いになる人である。 大学の時に内定をもらった後、どこかの中華料理屋で初めて会って以来、尊敬の念を欠かしたことはない。
彼が決済関連の会社を起業して程なくにITバブルが弾けた。
”早い話が当社も固定費を3分の1にしなければならなくなった。前途洋々のビジョンを語って集めた社員を突然苦境に陥れることになった”
”「株主リターン」「上場」という言葉は棚上げした”
”10名足らずのメンバーで2年間耐える中、顧客の解約率が創業以来の低い数字になった。トンネルの出口が見えた。不況のどん底から売り上げが4倍になっていた。黒字化した瞬間は今でも忘れない”
いつ会っても快活な村松さんなので、苦境は知りながらも、外から事業の話を伺う程度であったが、10名で2年耐えて、自力で黒字化させた先に、20年後、1兆円に手が届く企業が生まれつつあることに、ベンチャー経営の奥の深さと希望が見えるような気がする。
と、あまり普段書かないラブレターを書いてみました。
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO59400100R20C20A5XY0000/